【今日の記事のキーワード】
・記事書いてたら生徒からその内容のLINEが来てアセった
・やっぱり管楽器のクセを見抜くには相当の経験が必要
・わからなかったらプロに頼れ〜
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こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です。
昨日の夜、ブログを描いている時にジャズピアノの生徒からLINEが来た。そのとき書いていたブログの記事の内容そのもののLINEだったので俺は死ぬほど驚いた。このPCハッキングされてんじゃねえのか？？？と思った。笑
その内容がこちら
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そして下記がそのYoutube動画。
↓
俺は上記の動画を2-3秒聞いてみた。
あれ？ただのFじゃん。。。。って思った。なぜ彼女がKeyを特定できないのかが不思議だった。なぜならその生徒さんはキーの知識も豊富でFメジャーごとき、秒で解析できるはずだった。
だから俺の頭の中が逆にハテナマークであふれかえった。
そんで動画をさらに見ていくと理由がわかった。
動画に埋め込まれている楽譜でひっかかっていたのだ。
つまり、Fメジャーであればアルトサックスの場合キーはDメジャーになるわけで、♯が2個必要（F＃とC＃）なのにも関わらず、譜面上ではF#しか付いてない。結果的に彼女はGメジャーのキーなんじゃなかろうか！？とダマされてしまったのである。しかし耳を使えばFなのは明確・・・いったいどれが正解かを迷ってしまったのであろう。
まぁ正直、＃が1個とか2個とか、アルトサックスとかテナーサックスとか、正直ジャズピアニストにとっては意味不明というか、ネットで検索せねば不安で夜も眠れないほど頭が混乱すると思う。。。しかもこのように間違えた譜面とかがメディアに上がっているとますますその混乱具合は宇宙レベル。絶対に確証を持って安らかな眠りにつくことはできないはず。w
いわゆるプロ同士でも最終確認のために写メが回ってきたりする。「瀬戸く〜ん、テナーサックスのアレンジなんだけど、これで譜面あってるか確認してもらっちゃっても良いかな〜〜？」的な具合だ。（管楽器以外の方々からよく来る）
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ちなみに
なぜこの譜面を書いた人が♯1コにして書いたかももちろん容易に推測できる。そこまで推測することができなければ講師失格！
それはアルトサックスのキーで説明すると、Dブルーススケールを多く使って演奏している場合、もしくはCをあまり演奏しないスタイル（Bブルーススケールばかりを使うとそのようになっちゃう）の場合、どちらを取ってもCがナチュラルになるかCは出てこないのでめんどいのでC＃を初めから取っちゃえ！エイヤッッッ！！！ って言ってC#を消去したのは火を見るよりも明らか。（動画を最後まで見てないからなんとも言えんが100％それしか理由がない。つまりプレイヤー目線で優しく書いているのが逆に仇になったということだ）
もしくはアルトサックスのキーに慣れてないヒトが書いた譜面か。のどちらか。
だがしかし本来そのような譜面はあってはならないわけであり、正確に2コの#を書き込まねばならいのである。w
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ということで皆さんも管楽器のキーの事などで引っかかったらプロにお願いして解決しましょ〜。そうした方が夜ちゃんと眠れますヨ。笑
ちなみにこのジャズピアノの生徒さんもネットやなんやかんやでキーを特定しようとして不可能と悟り、最終的に俺のところに来たって感じ・・・。その努力は10000000点だと思いまする！敬意を表する！
それではまた。
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■著者について
株式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて15年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析し、何故その音たちを演奏したのかを瞬時に分析する力。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英語通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。
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