15: ドッキドキ冷や汗とレッスン内容

ジャズアドリブ
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今日の記事のキーワード】
・5感を最大に使う
・言い訳ナシ

・音の存在感を極める

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   学長瀬戸で〜す

こんにちは。ラッドミュージックスクール学長の瀬戸郁寛です。

先日ジャズアドリブ上級者のレッスンで楽しいレッスンをやりました。

レッスン内容はズバリ!

曲名も知らないマイナスワンを流して目をつぶってにアドリブを取る。

はい。コード譜もありません。いきなり流れてくるバッキングトラックに耳で合わせながらアドリブするだけ。

はいどおぞ!せえのがさんはいっっっ!

甘えは禁物。過去のジャズの経験を100%必要とする最大の試練!w

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エ?できない?甘えてんじゃねエ!とっととやれ!ホレ!w
エ?音感がないから難しい!?いいからとっととやれ!w
エ?上手くなってからやる!? もういいや。やめた。w

な〜〜んて会話が聞こえてきそうですね〜〜。笑

このレッスンの趣旨は苦しむ姿をお互いに見るために・・・w いや、5感を最大限に使って音楽を瞬時に捉え、辻褄を合わせつつあたかも初めて演奏した曲ではないようなジャズアドリブをカマす練習。

実際にジャムセッションではよくある光景ですね。僕も過去に何度も何度も飛び込みで演奏したライブの歌モノなんかでこれをやりました。ワンセット通して1曲も知らないなんてことももちろんある。ある意味恐怖だけど僕から見ると史上最強に楽しい分野。これ以上楽しい分野は世の中に存在しない。

このレッスンは様々な音楽の側面を総合的に出していく練習でもあります!単にジャズアドリブがバッキングトラックに合っているかどうかという部分もありますが、それよりも音楽全体として足りない部分を補うにはどのような要素が前面に出ていればよいか?というちょっと複雑なお話。例えば音の存在感がしっかりと合えばバッキングとバチバチ当たってもさほど問題がない。とかね。だって実際にはバンドと共に演奏するわけで合って、決して1人で音楽やることは少ないですからね〜〜〜。

レッスンの結果はご想像にお任せします。w

ちなみにレッスン内では先生である僕だってコレをもちろんやります。生徒さんが適当に選んだバッキングトラックを流して、目をつぶっていきなりアドリブ。先生だって逃げられませんよ〜〜〜。w

この練習法は2人いると効率が良い。1人が選曲して1人が演奏。無論バッキングトラックもジャズである必要もなく、ポップスでもロックでもカントリーでも良い。なんでも良い。

1点だけルールがある。それは音源を大音量で流すという事。音源が聞こえなかったら意味ナシ。

皆さんも工夫してこれを是非やってみて。1人で練習することが多い昨今、ユーチューブで曲のMix Listなんかを連続再生させると良いかもです。

それでは!

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■著者について

瀬戸郁寛(せとふみひろ)

式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて15年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析し、何故その音たちを演奏したのかを瞬時に分析する力。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英語通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。

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