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ミュージッコバナシ

リハーサル(プロ編)

前回は、皆さんのスタジオリハーサル生活に参考になれば...、と、言う視点で話をさせてもらいましたが、今回は、我々、いわゆるプロミュージシャンが、どのようなリハをしているのか?! 話を進めていきたいと思います!!

まっ、一口にプロのリハと言っても、終始和やかなユル〜い現場もあれば、胃が痛くなるような、緊張感溢れるリハも...。ホント、ケースバイケースです。

まず、リハの日程がどのように決まるのか...? これは、本番の日程〜それから、その内容によってスケジュールが組まれていきます。
ツアーなのか、単発ライブなのか?!
ワンマンなのか、対バンイベントなのか?!
曲数や、完成度をどこまで高めるのか等、当然我々ミュージシャンに対する要求が大きければ大きいほど、リハの日数も増える傾向にあります。

と、『傾向にある...。』このビミョーな言い回し、実はミュージシャンの悲哀が込められているのです...。
予算の関係でリハ日数が絞られても、何とか本番をカッコ良くキメなくちゃならないのですョ...、プロミュージシャンは...(^^;;

リハ日に向け、早くて一ヶ月ほど前〜遅いと直前に、セットリスト(演奏予定曲目)の音源と譜面が届きます。
以前は、郵送でしたが、今はデータでのやり取りが多いですね!

そこから、ミュージシャン各自、事前準備に入ります。
練習は、もちろんですが...。
譜面が無い場合は、譜面を書いたり、有っても自分用に書き換えたり。
キーボードであれば、音色作りからライブ対応を考えたプログラムセッティング等、宿題は結構ありますf^_^;

参考音源は、レコーディングされたCD音源の場合が多いです。
複数トラックで構築された音楽を限られた人数で再現しなければならないライブでは、各楽器陣が、どのフレーズ、どの音色を優先的に演奏するのか?!
が、とても大事!
場面場面で、どのフレーズを選択し、いかにそれを繋げて一曲のドラマを演出するのか?!?!
ミュージシャン各自のセンスが問われるトコロです!!

オリジナル音源を再現すると言うよりは、その質感をキープしつつ、より明確に楽曲のイメージを表現する!って感じですかね〜。
抽象的な物言いで、スミマセン...m(_ _)m

チョット脱線しますが、皆さんも曲をコピーしていて、難しいフレーズにぶち当たる事、ありますよね〜〜(>_<)
もちろん、その曲にとって不可欠な聞かせドコロのフレーズであれば、日夜練習に励み、何とかするしか無いのですが...。
客観的に見て、完全コピーする必要が無いと思われるフレーズ。
それは、自分なりのプレイ(フレーズ)に置き換えた方が、結果カッコ良くなる場合が多いです!
プロアマ問わず、ミュージシャンには独自の手癖フレーズって言うのが、必ずありますから...。
あっ、それから、打ち込み(DTM)だから成立するフレーズ...。生楽器では再現不能ってのもありますね...。
我々も結構あります、難しいから、自分流のフレーズに置き換えちゃうって事...f^_^;

さあ、話を元に戻して!
いよいよスタジオリハーサル開始です。
まずは、一曲一曲の内容を詰めていきます。
各自が考えて来た演奏プランが合致しているか?
その場で『ギター。ココは、やっぱりこっちのフレーズ弾こうか!』とか。
『ドラム。音源にはパーカッションが入ってて、このグルーヴ感が出てるけど、このバンドには居ないから、ハイハットを16ビート気味にして雰囲気近づけようか!』とか。
『キーボード。後のインパクトが欲しいから、元音源はAメロからピアノ入っているけど、弾くのやめちゃう?!』とか。
色々と、足し算〜引き算のやり取りをしつつ、バンドアレンジを固めていきます。
意外に、この『引き算』って言うのが大事なポイントなのです。

このような作業を全曲、リハ全日程の1/3位までに当たれれば、上々なペースと言えますね(^_^)v

各曲の完成形が見えて来たら、ボチボチ曲順も決まっていきます。
第2クールは、この曲順に沿って流れの確認作業となります。

単純に楽曲の流れがスムーズかどうかもありますが、ギターチェンジの間が必要だとか、チューニングを確認したいだとか、このタイミングでヴォーカルが水を飲みたいとか、本番を想定して、綿密に繋ぎを考えていきます。
コンピュータで同期音源を使う場合、秒単位で曲間を設定する事もありますョ!
また演出により、ドラム先行にしてみたり、新たなイントロやエンディングをバンドで考えて付け足してみたりって事も!

曲間の『間』これもミュージシャンの感性が問われる重要な場面。
本番は、当然オーディエンスの反応が加わるので、リハーサル時もミュージシャンの脳内には、仮想オーディエンスが必ず存在しているのです!

試行錯誤を経て、本番のプランが固まって来たら、いよいよ仕上げの第3クールです。

いわゆる『通しリハ』と、言われる、まさに本番の流れに沿ったリハーサルです。
MCを〆て、ヴォーカルのこの言葉キッカケで次の曲へ!そんなキーワードも確認していきます。
第1クールの細かい作り込みが、色々と考える頭脳酷使編とすると、この通しリハは、まさに体力勝負の肉体酷使編(;´Д`A
ドラマーは、着替えのTシャツを持参してますね...;^_^A

最後の最後は、『ゲネプロ』と呼ばれる『通しリハ』が行なわれます。
リハスタでこの段階までやる場合は、まぁ、本気の『鬼通し!』って感じになりますが...。

大規模なツアーになると、この『ゲネプロ』
実際、ホールにセットを組んでの大掛かりなリハーサルとなります。
ツアー初日の会場で、前日〜前々日に行なわれる事が多いです!
この場合、バンド演奏上の最終確認はもちろんですが、照明〜音響他、演出上の細かい確認に比重が置かれます。

各セクション、相当緻密に追い込んだ状態で、いよいよツアーがスタートするのです。
期待と興奮、そして少しの不安...。
この時の空気感、何度味わっても最高ですね〜〜?


(写真:とあるライブ前の風景)

本番を想定して、我々のリハーサルは進行する...。

それを象徴するエピソードを最後に一つ紹介しましょう!
敢えて名前は伏せますが...、日本を代表するROCK☆STAR、今年2014、夏フェスリハーサル時の出来事です。

過去にも体験済みですが...、久々に出ました。真夏の酷暑を想定した、まさに灼熱地獄リハーサル...(~_~;)
スタジオのエアコンを停止し、ヒーター数台ON!!!!!
意識が遠のくような『通しリハ』敢行...。

で、その成果は...?!
夏フェス3公演、すべて雨...。
むしろ、肌寒い陽気でしたとさ...。
めでたし、めでたし(^^;;

プロフィール

阿部 雅宏 Abe Masahiro

二度のバンドメジャーデビューを経て、その後キーボーディストとして様々なライブに参加!
気付けば...、荒波に揉まれながら30年近く音楽活動を続けて来ました。

自らの体験を振り返りつつ、ミュージシャン冥利に尽きる素晴らしい瞬間や、血も凍るような緊張の場面など、色々なエピソードと共に、どーでもイイ話を綴って行きたいと思います。

あくまでも私個人の経験から...。
と、いうことにはなりますが...、ミュージシャンに対する皆さんの素朴な疑問にも可能な限り答えて行きますので、是非!!!

《近年の主なライブサポート》
阿部真央 植村花菜 陰陽座 川嶋あい サンプラザ中野クン&パッパラー河合 土屋アンナ back number 矢沢永吉

お問い合わせ

MusiCobanashi(ミュージッコバナシ)に対するご意見やご感想、また阿部雅宏さんに聞いてみたい音楽に関する素朴な疑問や質問などがございましたらお気軽にメール、メッセージをお寄せ下さい!

koba@radmusicschool.com

記事一覧

2014.11.04 プロミュージシャンって、何?
2014.12.01 デビューへの道
2015.01.01 そしてデビューへ!?
2015.01.09 【番外編】2014 - First Half
2015.01.16 【番外編】2014 - Second Half
2015.02.01 名刺はデモテープ♪
2015.03.01 リハーサルのコツ
2015.04.01 リハーサル(プロ編)
2015.05.02 スタッフ集合!?
2015.06.04 全都道府県制覇!?
2015.10.01 記憶力
2017.03.22 リズム
2015.12.08 【番外編】2015 - Z's前半
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